野球監督の采配勝利の方程式

派手に練習をしなくても理論と個人の力を存分に発揮すれば、負けないチームすなわち勝つチームができます。そんな方法の1つを伝えていきます。

スポーツはストレス発散なのかストレスを貯めこむものなのか

こんにちは野球はそこそこ上手でしたが練習嫌いな楽な練習監督です。

超効率の良い練習しかやってきませんでした。根性論があまり好きではありません。

 

はじめに

このサイトに集まっていただけているということはスポーツが好きだからあるいは悩んでいる部分がある。それを解決したいと思ってらっしゃると思います。

一般的に運動はストレス発散と言われますが、←ことばが抜けているのわかりますか?

「適度」な運動はストレス発散なのです。

つまり、1日10時間も練習するチームはどんどんストレスが貯まり、愚痴の言い合いになってませんか?中にはストイックな選手もいるでしょうが。

そのあたりの改善策を提示させていただきたいと思います。

 

練習計画の作成

基本的に1週間の基本的メニューを提示しましょう。なぜなら、選手たちがストレス管理、体力管理や感情の起伏を作り出しやすくします。グラウンドに来た。キャプテンだけが練習メニューをしっているなどというチームはありませんか?しかも当日に言われるとか。

ある意味、突発的なことを対処することは必要ですが、基本計画くらいは立てて置いた方が良いです。我々はどのに進むのか、選手も気になるところです。

 

練習のタイムマネジメント

ダラダラ練習をやっていてはメリハリがつきません。フリー打撃で外野で私語をしてたり。そんなんでは、効率的ではありません。

例えば、フリー打撃の時間は45分と決め、それをオーバーしたら打ち切り。できなかった分は自分で考えて自主練習に持っていくなどとしてみてはいかがでしょうか。

 

ノックにおいても、外野5本などと設定するよりも時間で区切った方がいいです。もちろん練習が足りないからアンコールを受けてしまったら少量追加するのは良いと思います。

 

野球においてタイムマネジメントはとても大切です。時間を味方につけることで、試合を支配することができます。

 

試合のテンポ

試合でテンポが悪いなどといきなり注意していないですか?聞く方にしては「なんのこっちゃ」練習でもしてないのに。イライラします。具体的にどの場面が悪くてどうすればよかったのかを時系列で話す必要があります。

監督も人間ですから、日本語の間違いはあるとは思いますが、なるべく的確に話をすることを心がけて見て下さい。

もし、言葉にできなかったら、話をしないで鼓舞するだけで良いと思います。

 

まとめ

現代においてもハードな練習をしているチームや楽な練習を非効率的に行っているチームが多いと思います。ストレス解消しながら練習をすることもひとつ大切なことです。それでは、根性がつかないじゃないか?とお思いの方は、メリハリをつけることで、伝統的な根性練習をたまにすれば良いのではないでしょうか。

時間は体力を奪いストレスも貯まります。なるべく練習は密度のこいものにしていきましょう。

 

チーム内のイジメは容認すべきか否か

こんにちは、はじめに言っておくとイジメはとっても不愉快で大嫌い。イジメてる奴をみるとぶっ飛ばしてきた楽な練習監督です。

 

はじめに

例えば20人の部員がいて、20人全員が仲が良いチームってあるのでしょうか。私の考えではありません。必ず、グループ化されて嫌われ者がでてきます。

ある意味嫌われ者の愚痴で、ストレス発散できているのも確かでしょう。後述しますが、イジメのレベルもチームによって様々だと思います。そんな中指導者はどのような振る舞いをしたら良いのかを記述していきたいと思います。

 

イジメの程度

大概、シカトから入ります。嫌われ者本人が私が悪いと気づいていれば良いのですが、だいたい気づいていないで、なぜシカトされるのか分かりません。必ず、嫌われるには原因があります。そこを指導者が見れるかというと見れないのがほとんどでしょう。

ひどくなれば、暴力というところまで発展する可能性があります。それは断じて許しがたいですね。

仲良しこよしのチームではなかなか勝ち上がれないのも事実です。嫌われてるのがある意味競争力にも発展するからです。

監督として、暴力だけには発展しないように注視する必要があります。

 

監督がすべきこと

いきなり介入するとかえって逆効果になる可能性があります。嫌われ者が休んだり、気を落としていたりしたら、個別で対応してあげましょう。はじめから、介入すると、すぐにまたひどいイジメが始まるケースがほとんどです。まずは様子を見て、全体像を把握する必要があると思います。

野球ノートなど交換日記をしている場合はそこに書いてもらうこともひとつの手段だと思います。

暴力に発展したら、すぐに注意して、それでもダメなら必ず、警察に届け出てください。警察の介入は今の御時世では当たり前?というかやるべきことです。隠蔽だけは避けてください。

気づかないのであれば、ミーティングの際に顔が腫れていないかなど、確認する必要があります。

 

重要なこと

イジメの中でも暴力と本人が異常に落ち込むケースは犯罪です。かならず、警察に相談してください。その際には父母会に話すかどうかはチームによって異なるでしょうから、お任せしますが、私なら相談しないで通報します。

どれだけイジメが大変重い犯罪なのかを若いうちから覚えるのも大切な教育です。野球は続けられなくなるかもしれませんが、それ以上の何かを得るはずです。

 

参考

古い論文ではあるのですが、心理学の本を紹介したいと思います。なぜ人はイジメられるのか。グルーピングされるのか、などを科学的に記載している論文です。それを和訳したものを紹介します。これはきっと人生のいつかに読んでおいて間違いない書物だと思います。会社でも役立ちますので、ぜひ読んでみて下さい。

 

このブログの中間報告

感謝

いつも見ていただいている方に感謝を申し上げたいと思います。乗り換えてからというものの、一時期はアクセス数もへりましたが、また、持ち直してきました。いつも見ていただいている方々には感謝の言葉もありません。

目的

このブログは言うまでもなく、簡単に野球が上達したり、チームが抱える問題点を解決していくことに意味があります。そして、どのチームも楽しくちゃんとした知識をもとに活躍する選手を増やしていくことを目的としています。

傾向

やはり、草野球と少年野球がダントツで興味関心があるようです。これから、その2つをメインに書いていければと思っています。ただ、とっても難しく、ケース・バイ・ケースがほとんどです、一般論や私の経験を元に書き上げますのでどうぞ共感された方は、いいねなどの反応をいただけたらと思います。

道具の傾向

道具はやはり、ノックバットですね。今まで、金属のノックバットを使用していた監督さんが多いのと、消耗品である、木製のノックバットが大変人気なようです。そのあたりも交えて、なぜ木製ノックバットにこだわるのか。を焦点にした記事もこれから掲載していきたいと思います。

 

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草野球での問題

草野球においては、打順やポジションをどのようにして決めていくのか悩んでいる監督さんが多いようです。もちろん会社の野球となれば、パワーバランスもあるので、大変苦慮しているのが現状です。しかし、過去の記事にも書きましたが1番打者から上手な選手を起用していけば必ず得点に結びつきます。

勝てば誰も文句言う人はいないでしょう。勝つために策を講じるわけで、全体ミーティングで目的を話せば住むことだと想います。

部長がでてきたら、とりあえず5番打者くらいにしておけば問題ないと想います!

 

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 中間報告まとめ

野球を楽しくしたい方がたくさん集まってくれているようです。練習方法や厳しいことを伝えるブログもある中で、テキトーにやって上手になる方法を伝えるのも私の使命かと考えています。

 

何よりアウトを取って、点を1点取ってすれば1-0で勝てるものですから、何も難しく考えすぎないとこだと感じました。勉強熱心な監督さんほど陥りやすい傾向にあると想います。難しい本は読んで得ですが、それを現場に落としこむことは容易いことではありません。

 

それをどのようにして落とし込むのかをどんどん掲載していきたいとおもいますので、これからも継続した購読をお願いいたします。

 

いつもありがとうございます。

楽な練習監督より

サードが取るのかショートが取るのか

背景

先日草野球に久しぶりに行ってきました。助っ人だったので、本職のピッチャーをすることはできませんでした。ん~困った。中学時代に少しやったことのあるサードを守らせてもらいました。ショートはそのチームの常連さんで高校野球までやっていたおじさんです。本心は負けないぞって感じですが、身体が動きませんね。肩は強いですが。

 

守備位置

草野球の場合、高校や大学と違って、ショートが前の方に詰めていて、サードがギリギリ引いたポジションをとるらしいのですが、私は全く知らず、アンツーカーの後ろにかまえていました。自分で言うのはなんですが、プロの守備ですね。なぜなら、ボテボテの前のゴロでも処理できて、素早く早いボールを投げればファーストは取ってくれて足の遅いおじさんでもアウトにできると思ってました。

 

実際のところは、ボテボテになると、バッターは本気で走ってきて、少々ストライクゾーンから外れた速い球を送球すると、ファーストは取れないんですね。記録はサードエラー。それが2回続いて、私は気が付きました。草野球のあり方を。でも口にはしませんでした。

 

事件です

その回を終えてダッグアウトに戻ってくると、いきなり先輩の野球評論家が私を責めるのです。おっしゃることはよく分かりましたが、あれが大学時代ならアウトになってると思ってしまったところがいけなかったんでしょう。すいませんと謝るとじゃあ次はどうしたらいい?と。混乱している選手にとっては超がつくほどの難問です。

 

私は、前に守ってゆるい球で打者走者をアウトにします。と答えました。

どうやら先輩と意見が合ったらしく、その場は切り抜けました。

ところが、ショートの先輩が茶々入れてきて、それじゃあ俺の守備範囲広がるだろ!っと。

 

あぁ~草野球ってめんどくさい。科学的には解明できないルールがあるんですね。人のパワーバランスもありますし。結局、私は中間点に守ることになりました。

 

更に事件です

ちょっと速い打球がサードとショートの間に転がってきたのです。私の頭のなかでは長嶋茂雄さんなみに、奪って取って素早い送球!っだったんですが、足はもつれ、ワンバウンドの130キロくらいの球を投げてしまったのです。完全にメンタル崩壊です。謝る先が多すぎる上に、相手チームは賞賛。

 

立ち返って冷静に考えれば、サードが取る球なのですが、その後の処理が間違っていました。送球の大切さを思いしらされました。送球練習については下記に記載のとおりです。 

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 その回が終わって

あれだけ、守備範囲を広げたくないと言っていたショートの先輩は「あれは俺の球だろ」っと。野球評論家の先輩は「なんでサード」なの?っと

 

考察

一般的な野球論では草野球は勝ち上がれないと感じました。ただ、ひとつ言えるのはアウトを確実に取るということ。そのためには何をしなければならないのかを思いっきり考えさせられる場面でした。

 

それぞれ、野球は小学校から大学社会人プロになってできることも大幅に広がり、ステージにあったプレーを求められ、実行します。それと同じように草野球においても、プロのレベルには到底至らないものの、そのステージにあった采配をしなければならないと感じました。助っ人だから分からないっというのも何なので、草野球開始の時にはミーティングを開き、シミュレートしておくといいかもしれません。

 

まとめ

やっぱり、一人舞台のピッチャーがいいや。楽だ。

 

本気野球している方はセイバーメトリクスを信じて行えばいいと思います。ローカルルールではなく、野球統計学なので。

 

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ニートコーチよ立ち上がれ!教育者となれ

こんにちは。実は会社員な楽な練習監督です。

 

少年野球にありがちなのですが、ニートっぽいコーチっていませんか?それがいいのか悪いのかはわかりませんが、それでは生計が成り立たないと思います。

 

子どもたちは大人の背中を見て育つので、いくら10代後半でも大人として認知しています。

 

子供を教えることは並大抵の努力ではできません。そこから学び取った経験も数多くあると思います。そこがあなたたちの強みでもあり、逃げ場なのかもしれません。

 

手っ取り早く言えば、就職して生計をたて、それから指導する。とっても難しいことではありますが、やっているコーチや監督さんは多くいます。もちろん年金生活でコーチを行っているチームもあると思います。

 

総じて言えば、コーチ監督スタッフ父母会は皆「教育者」なのです。そのためにも、ニートコーチ期間を短くすることによって、真の教育者として羽ばたけるのではないでしょうか。

 

決してニートが悪いわけではなく、子どもたちに自信を持って接することができるはずです。もしかすると最初はお金を持っていて、ジュースなんておごっちゃたりして!でもダメですよ。

 

正直、勤め人でコーチをやっている方々はあなたたちのことを少しながら不安視して希望も抱いているはずです。○○学校【チーム】で指導者をしていましたと、企業に報告するわけですからなおさらです。

 

さて、企業へのアプローチは済んでいますか?中卒から大学院まで、募集は常にあります。それは、人事担当者として勤めた私だから分かります。門は開かれてます。

 

どこにベクトルを合わせて、どこに天秤の針をさすかによって、働き方やコーチとしての役割も決まってくると思います。そんなときには、人材会社や先輩方の意見を参考にして、まずは自分を律して自立することも、子どもたちにとって成長したところを見せられるのではないでしょうか。

野球を教えることは楽しい。だからチームに所属するというのは少し、甘いように感じます。

 

勤め人が偉いわけでもないです。実際ポンコツな方は沢山います。でも、背負うものが違います。それを、子どもたちに魅せつけることも立派な教育者です。

 

野球の複雑なサインを理解できる子どもたちは、よっぽど、父母会よりも頭がいいかもしれません。父母会に何か言われて傷つき辞めてしまうコーチもいます。でも、代替わりがあるので、そこは心配しなくて良いでしょう。

 

まずは相談相手を見つけて、自立したうえで、それでも大変でも子どもたちに接したい!コーチングしたい!教育者になりたいっというまでに至ればかなりなもんです。

 

きっと仕事や夫婦生活でも上手くやっていけるでしょう。

 

そんな願いを込めて、鼓舞する役割が私にあると感じて今日の文を書きました。

ごあいさつ 其の2

こんにちは。楽な練習監督です。

 

私の父はプロで野球をやっておりました。どちらかと言えばしゃかりきに練習するタイプでいつも1位でなければならない性格でしたが、

 

私はそうではなく、常に下から2番めを狙って練習してました。量より質を求め、過度の練習を避けたため、上手になる一方妬まれの対象ともなりました・・・

 

しかし、いいんです。つらい思いをして下手よりかは、効率的に作業を行うことで、楽しく野球がうまくなり、結果勉強もできるようになる。

 

いわゆる文武両道ですね。

 

そのステージに合わせた練習や最先端の効率のよい練習を組み立てることが必要です。

 

ただ、伝統ある練習だけは廃止しないでください。それだけは、選手の自信につながります。

 

現在は、会社員をしておりまして、人事畑で育成などを中心として活躍?しています。もともとは労務担当でしたので、春闘の戦いなど、多方面にわたり、知識を蓄えました。

 

余暇はONE PIECEが好きなので、録画していた番組を見たり、ショッピングに行ったりと、最近は野球のプレーヤーとして行うことは減りましたが、バッティングセンターの常連さんなので、少年野球の子どもたちにちょっとしたアドバイスはしています。

 

たとえば、遅い球速で練習して、カタチを整えるのだと。カタチにもやってみせ言って聞かせてさせてみてほめてやらねば人は動かじ。って感じですかね。

 

最近では素性もバレて、LINEで動画が送られてくるようにもなりました。やはりケータイ画像では画素数が悪くて見難いんですよね。まぁそれなりに特徴はつかめるので、指導はできますが。

 

何分、今の若い子はメディアに触れる機会が多いため、物分かりもいいはずです。言われてやっていた昔の選手とは違い、カメラで撮って一緒に考察する。これが最も手早い方法だと、感じています。

 

父は現在も野球関係に勤めていて、指導者としても力を発揮しているようです。考え方も昔とかなり変わり、私と考えが近いようになってきました。実技で行っている父とアマチュアで行っている私の意見をおりまぜながら、このブログを発展させていきたいと思っています。

 

それは違う!それはいい!といった、ご意見があればメッセージとして送信していただければ、レスポンスは悪いですが、丁寧に対応させていただきたいと思います。

 

その際は必ず、野球人として紳士になってください。野球論に正解はありません。感情論ほど無駄なものはないです。アイツが嫌いコイツは好き。このような考え方を排除しながら、チームづくり、またはチームの一員といて頑張って下さい。

 

さいごになりますが、野球だけ上手くても社会じゃ通用しませんよ!

勉強と、何をすべきかを瞬時に判断して役割を見つける。これが大切です。そのためには野球というスポーツがとっても有効的に働きます。

 

目指す自分像を見つけて、夢に向かって頑張ってください。その応援をしております。

1点も取られてはいけない長打警戒ポジショニング

はじめに

3-2で勝っていたとしよう。相手は強豪チーム。この場面1点も与えてはいけない状況だとしよう。

長打コースとは

塁線上を抜ける2ベースヒットと外野の間を抜ける2ベースヒットがある。アマチュアでは少ないがホームランも警戒のひとつだ。

防げる長打

まず、塁線上の2ベースはあ1.3塁手がライン上に近いところに守ることで防げる。

さらに、外野の間を抜けるヒットをシングルヒットにするには外野を後ろに守らせる手もある。これで大概の長打は防げるのではないだろうか。

防げない長打

想像できますか?エラー。その中でも送球エラーは確実に2ベースになります。単純なエラーよりも精神的にダメージが大きい送球エラーは確実に止めなければなりません。だから、この場面では無理にアウトを取ることはありません。確実さが求められます。

つねにタイムを測っていれば、なんとなく掴めるでしょう。

↓ストップウォッチによる練習効果を以前書きました↓

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 また、送球に関しても常にネットピッチなどでリリースの確認をする必要があります。これは1戸建てのお宅なら十分に練習できると思います。素振りよりも効果的です。

 

↓ネットピッチに関する過去の記事です↓

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 まとめ

打たれることは仕方がないと割りきったうえで、長打になるパターンを考えて、アウトをとるのか、連打を防ぐのか、これは監督の指示によるものです。サインなど決めても良いでしょう。