野球監督の采配勝利の方程式

派手に練習をしなくても理論と個人の力を存分に発揮すれば、負けないチームすなわち勝つチームができます。そんな方法の1つを伝えていきます。

采配

金属製ノックバットの危険性

ノック中にエラーをしてしまい怪我をした選手を見たことありませんか。イレギュラーで突き指したり、顔面を強打して歯が抜けてしまったり。長年行っているとありますよね。 はじめに ノックとは、死んだ打球を処理する練習です。なぜなら、打ちとった打球を1…

草野球人会社員の第2第3の人生

どうも、入社以来ずっと人事で転職歴3回の楽な練習監督です。私はチョット変わり者だと認識していますが、諦めの悪さと諦めた時の速さと決断力は誰にも負けません。目の前にエサをぶら下げられたら食いつくタイプです。 はじめに プロ野球選手の第2第3の…

的確な指示を選手に伝える

はじめに 規律あるチームにありがちなのが、YESマンが選手に多いこと。指導者の声が聞こえなくても「はい」と返事をしてしまう。そんな傾向があります。意思疎通は100%近い状態でなければなりません。 自分のチームを振り返ってどうでしょうか。もう一度お…

監督とコーチの役割2カンファレンスの行い方

はじめに 前回のブログで監督とコーチの役割についてふれました。 www.katsuzo.com 要するに監督は最終意思決定者であること、それぞれ役割があり、ダブることはあまり良くない指導であること。カンファレンスを開催してそれぞれの選手にあった指導方法を1…

コーチと監督の役割

楽な練習監督のいたチームは非常にコーチと監督が仲が悪かったです。そんなチームありませんか? はじめに コーチと監督さんは対等です。もちろん監督さんが指示を出せば最終決定者なので責任は監督さんにあります。しかし、選手にとっては指導者教育者とし…

チーム内のイジメは容認すべきか否か

こんにちは、はじめに言っておくとイジメはとっても不愉快で大嫌い。イジメてる奴をみるとぶっ飛ばしてきた楽な練習監督です。 はじめに 例えば20人の部員がいて、20人全員が仲が良いチームってあるのでしょうか。私の考えではありません。必ず、グループ化…

このブログの中間報告

感謝 いつも見ていただいている方に感謝を申し上げたいと思います。乗り換えてからというものの、一時期はアクセス数もへりましたが、また、持ち直してきました。いつも見ていただいている方々には感謝の言葉もありません。 目的 このブログは言うまでもなく…

サードが取るのかショートが取るのか

背景 先日草野球に久しぶりに行ってきました。助っ人だったので、本職のピッチャーをすることはできませんでした。ん~困った。中学時代に少しやったことのあるサードを守らせてもらいました。ショートはそのチームの常連さんで高校野球までやっていたおじさ…

1点も取られてはいけない長打警戒ポジショニング

はじめに 3-2で勝っていたとしよう。相手は強豪チーム。この場面1点も与えてはいけない状況だとしよう。 長打コースとは 塁線上を抜ける2ベースヒットと外野の間を抜ける2ベースヒットがある。アマチュアでは少ないがホームランも警戒のひとつだ。 防げる…

投手の歩幅は広いほうがよいのか

はじめに よく投手が新しいマウンドに立つときにスパイクを使って歩数を計算する。だいたい6~7.5くらいだと思うのだが、果たしてそれが適正でなんの意味を持つのか検証したい。 歩幅が大きくなると 当然、重心が下がり、低いところから投げることになる。角…

少年野球で選手を納得させるためには~客観性~

はじめに 少年野球は上手下手がかなり分かれる。地域によって集まってきているせいでもある。そんな選手たちをどうやって上手にしていくのかを参考程度にお伝えしたい。 タイムとの勝負 選手は足が速くなった、キャッチボールのクイックが速くなった・・・ …

草野球のスライディング

立派な球場で行うことが少ない草野球において、スライディングは最もトラブルになりやすい存在です。 自身が怪我をしてしまう 相手に怪我を負わせてしまう。 経験ないでしょうか。まずは、草野球のためのスライディングをお教えいたします。 草野球のスライ…

ウエストボール(釣り球)の使い方

2ストライク追い込んだあとに高めの速球を要求するチームがよくあるが、なんの為に行っているか考えたこと、実験したことはあるだろうか。 結論から言って 99%無意味 残りの1%は球速が速く縦の変化球を持っている投手となる。 ウエストボールを投げたい…

風の強い日に弱いピッチャーの特徴

ピッチャーだけに限らない話ですが、風の強い日はアマチュアピッチャーはかなり影響を受けやすいです。指導者からは「下半身の強化不足」とまとめられてしまいます。なぜなら片足立ちした時に、フラついてコントロールが定まらないから。しかし、それは単に…

風の強い日に弱いピッチャーの特徴

ピッチャーだけに限らない話ですが、風の強い日はアマチュアピッチャーはかなり影響を受けやすいです。指導者からは「下半身の強化不足」とまとめられてしまいます。なぜなら片足立ちした時に、フラついてコントロールが定まらないから。しかし、それは単に…

ノックバットの選び方~ノックの打ち方~

軟式・硬式問わず、ノックバットは木製が良いです!なぜなら、ノックというのは厳しい球をさばく練習ではなく、単純なゴロを丁寧に送球まで完全に整えて行う行為だからです。よくあるのが、金属バットでガンガン速い打球を打つことを練習しているチームはな…

2016年夏甲子園守攻撃の部

夏の甲子園からしばらく経ちましたが、観戦していて自分のチームに落とし込める事を考察してみました。・金属バットの優位性・ヘッドスピードと振りぬきの大切さ・チーム統一の狙い球の設定・内側からバットを出す・盗塁サインの乱用・バントサインの乱用な…

2016年夏甲子園守備の部

夏の甲子園からしばらく経ちましたが、観戦していて自分のチームに落とし込める事を考察してみました。・金属バットの優位性・サウスポーの優位性・半速球の被打率が高い・外野のポジショニング・継投の必要性・捕球後の送球の正確さなどが今甲子園の特徴か…

必読!ためになる野球マンガ・アニメ『メジャー』

中高年の方々にはスポ根アニメとして有名な『巨人の星』や青春系の『タッチ』が有名なところではないでしょうか。今日ご紹介したいのは『メジャー』です。NHKで連続放送されただけあって非常に教育的で野球というスポーツを非常に理解しているマンガ・アニメ…

ホームコーチャーは必ずやろう

1・3塁にランナーコーチャーがいるのは当たり前だと思います。居なかったら審判から催促もありますので。今日話題に上げたいのはネクストバッターが行うホームコーチャーです。高校野球でも稀に行っていないチームがあるのでぜひ行って頂きたい。目的は怪…

野球統計学~セイバーメトリクス~

野球にはセオリーがあります。そのセオリーが本当に得点に1番近い采配なんでしょうか。いささか疑問です。近代的な野球になってからは大昔のセオリーは得点を得ることに近い存在ではないでしょう。野球はゲームすなわち将棋やチェスといったコマを扱うゲー…

3打席連続凡退の打者には気をつけろ

アマチュア野球の打率はプロ野球に比べて格段に高い。特に高校野球では4割なんて当たり前である。強豪校同士の対決で好投手が投げ合っているのは別にしてヒットが出やすいのが通例です。また、四死球エラーなどアマチュアにはよく起こり得ることで、出塁率…

スピードガンを買おう

選手が最も盛り上がる瞬間。それは自分のスピードを図る時。MAXスピードが出た時の喜びただ、前置きしておかなければならなのは、アマチュアの打者なんぞ良くて4割の打率。カンタンに抑えられる訳で、スピードに拘る必要はない。ただ、自分の球種のスピード…

サインプレーと目標設定で采配的中率を高める

この場面チームを一定の方向に向かせたい!そんな時にサインを出して采配を行うわけですが、1試合の中でサインプレーの数は何回あるでしょうか。ケースによって事細かに決められているチームもあると思いますが、その都度サインを出すチームもあると思いま…

ダブルプレー(併殺・ゲッツー)の取り方と必要性

まずはプロのダブルプレー・ゲッツーの様子を見てください。 DeNAロペス 追加点のチャンスも併殺打でチェンジ 2015年4月24日 横浜DeNAベイスターズ対東京ヤクルトスワローズ 超平凡なセカンドゴロゲッツー動画だと思います。特にプロ野球を見慣れている私達…

野球発表会とみんなの思い出

少年野球から草野球まで1年に1度の合宿を行っているチームは少なくないのではないでしょうか。ぜひそのテンションが高まっている期間に発表会のように今まで蓄積してきた写真、動画を振り返ってみてはいかがでしょうか。前回カメラを使う大切さに少し触れ…

草野球の打順の組み方

これは草野球にのみ通用するやり方ですが、みなさんはどのように打順を組んでいるでしょうか。恐らく上位5名は比較的上手な選手を揃えて、かつ、長打のある選手を4番に据えていると思います。単純に上位に集めると得点シーンが上位だけになってしまうデメ…

練習試合の組み方

みなさまのチームは練習試合の効果をどのように感じていますでしょうか。学校の関係で土日になるケースがほとんどだと思います。一般的な例としてはホームで行う場合には早出し練習試合→全体練習ビジターで行う場合には移動→練習試合→(合同練習)→解散では…

打者を打ち取る方法~スピードではない~

少年野球から高校野球まで多くの監督が球速が速い選手を投手として起用しているのではないでしょうか。それが間違いではないですが、怪我のしない選手や球の質が良い選手を起用する方が利口だと思います。なぜか。アマチュア時代は本当に成長が早いです。し…

野手は四死球を嫌がるな

四死球がでるとテンションが下がってしまう野手はいないだろうか。リズムが悪くなるとか。このコメントはいえば言うだけ信じこんでしまう。四死球なんぞはピッチャーやっていれば嫌なことだし、毎試合5個くらいは出すもの。普通の出来事なんです。注意する…