野球監督の采配勝利の方程式

派手に練習をしなくても理論と個人の力を存分に発揮すれば、負けないチームすなわち勝つチームができます。そんな方法の1つを伝えていきます。

打順・打線の作り方~2番打者編~

素人から玄人監督も悩む打順の組み方。
とりわけ2番打者の決め方については非常に簡単なのでご紹介。

初めて聞く方は驚くでしょう。

ズバリ、最高出塁率を誇る選手を2番に置く。
決してバントが上手な選手を置くわけではない

これを通称「2番打者最強説」とも呼ばれるが、野球科学(セイバーメトリクス)で証明されている。

  

2番打者論

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プロ野球を統計学と客観分析で考えるセイバーメトリクス・リポート1

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 なぜか・・・
過去ブログでも記載したとおり、バントという作戦は得点する可能性が低い。
よくありがちなのが、2番打者を最もバントがうまい選手をもってくることだが。それは非常に得点に繋がりにくい。

好打順とは1番打者から始まる回でチームのなかで1番得点が入りやすいということ。すなわち1番から3番で出塁することが不可欠。

1番打者については盗塁ができる走力のある選手で構わないが、1番打者が凡打した場合、
●1アウトランナー無し
という状況になる。

2アウトになるまでにスコアリングポジション(2塁にランナーがいる状態)を作りたい。

だから、出塁率が高く2ベースヒットを打てる最強打者が2番打者に置く必要がある

じゃあ3番4番打者は??なぜ良い打者を置くのか。

結果的に率が良いだけ。2塁走者がいればセンターラインとライン付近を絞る守備隊軽になり、ヒットゾーンが広がる。打球速が速い内野ゴロでヒットになる確率が格段にあがるわけだ。

チャンスメイクの方がランナーを返すことよりはるかに難しい。

今一度打順と打線を考えて適正配置することが必要なのではないでしょうか。

 

野球 最強のバッティングフォーム―メジャーVS日本

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