野球監督の采配勝利の方程式

派手に練習をしなくても理論と個人の力を存分に発揮すれば、負けないチームすなわち勝つチームができます。そんな方法の1つを伝えていきます。

投手の走り込みとバランストレーニングの重要性

投手は走りこみがなんぼ。っと考えるのが普通でしょう。私もそうだと思います。9回を投げ抜く投手を育てるためにはブレない下半身が必要です。ブレてしまうと肘が下がって怪我をするリスクがあります。

では走り込みはどのようにして行えばいいでしょうか。

種類は簡単に長距離、中距離、短距離。それぞれ役目が違いますので組み合わせることにより、より強靭な下半身の強化ができると思います。もちろんマシンを使ったトレーニングを併用しても大丈夫ですが、部分的に筋肉痛になるなどのリスクも生じます。

長距離は投球後、試合後に行うと乳酸も流れて翌日が楽になります。長距離に関してはタイムを厳しくする必要はないと考えています。野球は瞬発力のスポーツなので。

中距離については200メートルから400メートル程度を厳しくタイム管理して追い込むことが大切です。無酸素状態のダッシュになりますが、本数を重ねるたびにハムストリングスが鍛えられ、大きいお尻と太ももが出来上がるでしょう。

短距離は数歩でもかまいません。合図に合わせて最高速をいかに速く出せるかを目標に、足の先から腕にいたるまで力を伝える練習にもなります。

ここまでが走りこみ

更に重要なのがバランストレーニング

地面はいつも揺れないですが、疲れによって下半身上半身にブレが生じます。本当に疲れている時はマウンドが揺れたり傾いているように感じるものです。

また、一本足で立った時の感覚を研ぎ澄ませることによって非力な選手でもブレにくいフォームになります。
つまり走り込みによる下半身強化とセットなんですね。

バランストレーニングは簡単な方法から始めましょう。自宅でも簡単にできます。


バランスボード その1


バランストレーニング その1

ピッチャーは自宅で素振りよりもバランストレーニングをテレビ見ながら行った方が楽しいかもしれませんね。