野球監督の采配勝利の方程式

派手に練習をしなくても理論と個人の力を存分に発揮すれば、負けないチームすなわち勝つチームができます。そんな方法の1つを伝えていきます。

送球の重要性と練習方法

ランナーをアウトにするためには捕球から送球が必要です。キャッチボールが送球練習になっているかどうか。そこは疑問があります。ただ、肩をあたためている選手がほとんどでしょう。

よくプロ野球高校野球を見ていると「ランナーの足を気にして投げ急ぎましたね」なんて解説を聞かないでしょうか。送球に絶対的な自信があれば、捕球に専念することができます。送球というのは本当に大切なのです。

ノックやキャチボールでは送球練習はできない!
なぜなら、捕球に意識がいき、素早い送球姿勢に入ることがない為。

練習方法
捕球が済んだら素早く利き手を耳付近に引揚げ肘を肩のラインより高く保つ。これが送球の基本姿勢です。この姿勢が出来ずに送球してもコントロールがつかないだけではなく、捕球態勢によって送球まで至らないケースがでてきます。

①壁当て
ゆるい球を投げて返ってきたボールを捕球して、送球の基本姿勢にもっていく。まずは姿勢をつくりましょう。

②ネット送球
2人組になって片方が簡単なゴロをころがす。もう片方が基本姿勢で捕球。素早く送球の基本姿勢に入りネットへ送球。

どちらの練習方法もコントロールを気にしないでできる点が利点です。コントロールまで意識すると捕球と送球の基本姿勢がおろそかになります。

ネットは非常に便利なので、ティーバッティングまたは送球練習用に準備しておいた方がいいでしょう。

 

 


西武ショート永江 軽快なフットワーク&スローイング!(2016年6月5阪神戦)


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