野球監督の采配勝利の方程式

派手に練習をしなくても理論と個人の力を存分に発揮すれば、負けないチームすなわち勝つチームができます。そんな方法の1つを伝えていきます。

選手のメンタルヘルスケア

運動をしていればストレス発散ができて選手のメンタルヘルスには目がいかないでしょう。仮に野球部30人いたとします。そこには複雑な人間関係があることは十分理解できると思います。

特に小学校から大学に至るまで成長を続けている訳ですから心の変化も大きく有ります。そこで、コーチ指導者はどれだけ本人の心の変化に気づいてあげることができますでしょうか。

イジメは一発でわかると思いますが、その本人がどれだけ悩んでいるのかを想像してみて下さい。

 

子供と大人のメンタルヘルスがわかる本 精神と行動の異変を理解するためのポイント40

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 私はずっとエースで野球においては大将でしたが、イジられキャラでしたので、結構苦労しました。小学校の時の対応が中学高校まで影響していることに対してどこかで脱却したい気持で、家に変えるとその日に起こったことが走馬灯のように蘇りました。

そこで安定剤と睡眠薬を利用して寝ている状態でした。野球選手だから疲れて寝るだろうなんていうのは甘いです。嫌になったら部活を辞めるというのはある意味有効で危険予知ができているのかもしれません。

でも部員は辞めさせたくないでしょう。

人間関係の把握と個人の悩みをこっそり聞くいい機会なのが部活動です。個人練習のふりをして個別に呼び出して本人に悩みを聞き出すことができれば最高の結果を生み出すと思います。

やり方は精神科医でもないのでなんとも言えないですが、指導者たるもの選手の気持にも配慮することが必要な時代になっています。

 

発達相談と援助―新版K式発達検査2001を用いた心理臨床

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