シュート回転のストレートは悪くない
日本人の投手はキレイな回転のストレートを徹底的に叩き込まれると思います。確かにキレイなストレートは観ていても投げる側も充実感を感じるでしょう。
では、なぜシュート回転の球は指導者から嫌われるのか。
ただの先入観
元々、シュート回転のストレートがなぜ指導現場でNGなのか
身体が開いている投手に多い症状だから
ただそれだけです。
グングン押していけるシュート回転のボールを投げる投手であれば全然OKでしょう。ただ、自分がシュートする癖があることは認知しておくべきです。
それは、2ストライクを追い込んだ後外角へのストレートが内に入るからです。力が入ればそれだけ真ん中へ集中します。気をつけるのはそれだけ。
問題は身体が開いているかどうか
特に野手あがりの指導者に多い、指導法のひとつです。打者として逆の立場になれば、ベンチへ返って「相手はシュート回転!打ちやすいぞ!」なんて言わないと思います。
スライダー回転については後々触れたいと思います。スライダー回転はちょっと根深い問題点がありますので、保留。
ゴルフと近いですが、スライス(シュート)にはぜひ嫌悪感を覚えないでください。
【回転が顕著に分かる方法】
テニスボールを持ち、ホームベースに立ってセカンドへ送球してみてください。風のない時と肩に不安がない状態で行えば、回転が軌道にもろに伝わるテニスボールなら早速分かります。
ぜひ実践してみてください。