野球監督の采配勝利の方程式

派手に練習をしなくても理論と個人の力を存分に発揮すれば、負けないチームすなわち勝つチームができます。そんな方法の1つを伝えていきます。

投手

1点も取られてはいけない長打警戒ポジショニング

はじめに 3-2で勝っていたとしよう。相手は強豪チーム。この場面1点も与えてはいけない状況だとしよう。 長打コースとは 塁線上を抜ける2ベースヒットと外野の間を抜ける2ベースヒットがある。アマチュアでは少ないがホームランも警戒のひとつだ。 防げる…

投手の歩幅は広いほうがよいのか

はじめに よく投手が新しいマウンドに立つときにスパイクを使って歩数を計算する。だいたい6~7.5くらいだと思うのだが、果たしてそれが適正でなんの意味を持つのか検証したい。 歩幅が大きくなると 当然、重心が下がり、低いところから投げることになる。角…

ウエストボール(釣り球)の使い方

2ストライク追い込んだあとに高めの速球を要求するチームがよくあるが、なんの為に行っているか考えたこと、実験したことはあるだろうか。 結論から言って 99%無意味 残りの1%は球速が速く縦の変化球を持っている投手となる。 ウエストボールを投げたい…

風の強い日に弱いピッチャーの特徴

ピッチャーだけに限らない話ですが、風の強い日はアマチュアピッチャーはかなり影響を受けやすいです。指導者からは「下半身の強化不足」とまとめられてしまいます。なぜなら片足立ちした時に、フラついてコントロールが定まらないから。しかし、それは単に…

風の強い日に弱いピッチャーの特徴

ピッチャーだけに限らない話ですが、風の強い日はアマチュアピッチャーはかなり影響を受けやすいです。指導者からは「下半身の強化不足」とまとめられてしまいます。なぜなら片足立ちした時に、フラついてコントロールが定まらないから。しかし、それは単に…

2016年夏甲子園守備の部

夏の甲子園からしばらく経ちましたが、観戦していて自分のチームに落とし込める事を考察してみました。・金属バットの優位性・サウスポーの優位性・半速球の被打率が高い・外野のポジショニング・継投の必要性・捕球後の送球の正確さなどが今甲子園の特徴か…

必読!ためになる野球マンガ・アニメ『メジャー』

中高年の方々にはスポ根アニメとして有名な『巨人の星』や青春系の『タッチ』が有名なところではないでしょうか。今日ご紹介したいのは『メジャー』です。NHKで連続放送されただけあって非常に教育的で野球というスポーツを非常に理解しているマンガ・アニメ…

ストレートがスライダーする要注意!

前回、ストレートがシュート回転することは決して悪い症状ではないことを記事にしました。『シュート回転のストレートは悪くない』ただ、スライダーする選手には1つないしはいくつかの問題点があります。一見スライダー回転には見えないここが指導の際分析…

シュート回転のストレートは悪くない

日本人の投手はキレイな回転のストレートを徹底的に叩き込まれると思います。確かにキレイなストレートは観ていても投げる側も充実感を感じるでしょう。では、なぜシュート回転の球は指導者から嫌われるのか。ただの先入観元々、シュート回転のストレートが…

3打席連続凡退の打者には気をつけろ

アマチュア野球の打率はプロ野球に比べて格段に高い。特に高校野球では4割なんて当たり前である。強豪校同士の対決で好投手が投げ合っているのは別にしてヒットが出やすいのが通例です。また、四死球エラーなどアマチュアにはよく起こり得ることで、出塁率…

スピードガンを買おう

選手が最も盛り上がる瞬間。それは自分のスピードを図る時。MAXスピードが出た時の喜びただ、前置きしておかなければならなのは、アマチュアの打者なんぞ良くて4割の打率。カンタンに抑えられる訳で、スピードに拘る必要はない。ただ、自分の球種のスピード…

おじさんの投げ方~フォローの取り方~

先日、『デブの投げ方~投手~ 』を記事にしたのだが、渾身の一撃だったのに反応がいまいちだったので、その応用をお話したいと思います。 win-baseball.hatenablog.jp 関節が柔軟に動かないデブさんやおじさんはフォローの取り方を少し気をつけるだけで、パ…

サインプレーと目標設定で采配的中率を高める

この場面チームを一定の方向に向かせたい!そんな時にサインを出して采配を行うわけですが、1試合の中でサインプレーの数は何回あるでしょうか。ケースによって事細かに決められているチームもあると思いますが、その都度サインを出すチームもあると思いま…

肩ひじを故障するピッチャーの共通点

長年スポーツをやっていればどこかは故障するはずです。しかし、重症化すればスポーツから離れなければなりません。監督さんとしてマネジメントしていく上で選手を故障させてしまった時、次に故障を起こさないように全力でサポートする必要があります。ここ…

ダブルプレー(併殺・ゲッツー)の取り方と必要性

まずはプロのダブルプレー・ゲッツーの様子を見てください。 DeNAロペス 追加点のチャンスも併殺打でチェンジ 2015年4月24日 横浜DeNAベイスターズ対東京ヤクルトスワローズ 超平凡なセカンドゴロゲッツー動画だと思います。特にプロ野球を見慣れている私達…

カメラでフォームの確認や試合の記録をする

指導をする時に、客観的な証拠が無くて困ることはないでしょうか。選手も監督から「あぁしろ!こうしろ」と意味の分からないことを言われたことがないでしょうか。選手には・・・「自分の現状」が分からないのです。まぁ一生懸命やってこの結果なので、例え…

ホームランのない野球はこうするべき

ホームランが出始めるのはだいたい高校生になってからではないでしょうか。私が初めてオーバフェンスしたのも高校2年の新チーム初戦でした。先輩も抜けて一発狙いたくなったのはたしかです。ところで、少年野球からおおよそ高校野球まではホームランを意識…

テンポの良いピッチングの練習方法

先日、テンポの良い投手の話にふれた際にしっかりとした練習方法でないと実戦登板で行うことが出来ないとふれました。 win-baseball.hatenablog.jp テンポの良いピッチングを行うためにはどんな状況でも安定した下半身も必要です。疲れても変わらない安定し…

テンポの良いピッチング

しばしばテレビで「この投手はテンポが良い」などと賞賛されることがあります。これはかなりの高等技術とバッテリー間の連携がとれている証拠です。試合になっていきなりやってもできないでしょう。 テンポの良いピッチングを行う投手の特徴は限られています…

打者を打ち取る方法~スピードではない~

少年野球から高校野球まで多くの監督が球速が速い選手を投手として起用しているのではないでしょうか。それが間違いではないですが、怪我のしない選手や球の質が良い選手を起用する方が利口だと思います。なぜか。アマチュア時代は本当に成長が早いです。し…

縦カーブの投げ方と利点

アマチュアで最強の変化球は縦に落ちるカーブだと確信している。カウント球にしやすい。何よりコースに投げることはせず真ん中低めにコントロールさえできてれば問題なし! win-baseball.hatenablog.jp 究極レベルのカーブはカーショー選手だと思う。真ん中…

野手は四死球を嫌がるな

四死球がでるとテンションが下がってしまう野手はいないだろうか。リズムが悪くなるとか。このコメントはいえば言うだけ信じこんでしまう。四死球なんぞはピッチャーやっていれば嫌なことだし、毎試合5個くらいは出すもの。普通の出来事なんです。注意する…

スパイクの手入れ方法

汚いスパイクを履いていませんか。毎日手入れをしてやれば結構愛着がでます。でも水拭きするのも億劫ですよね。簡単に綺麗にする方法があります。ガラスクリーナーで磨く結構効率的でピカピカになります。裏面は地道にブラシか何かで土が固まるのを防ぐしか…

カットボールの使い方

アマチュアで金属バットを使用しているうちはカットボールはハッキリ言って抑えられないです。木製バットのような芯を外すような投球術であれば有効だと言えるでしょうが。アマチュアではやはり縦の変化球が有効的です。 win-baseball.hatenablog.jp 覚える…

デブの投げ方~投手~

草野球から小学校にいたるまで、デブの投手はいるでしょう。私もその部類です。デブはフォローの取り方によっては怪我につながったり球速が遅くなったりします。私の好きな投手の動画をまず載せておきます。ロジャー・クレメンス選手です。 ロジャー クレメ…

投げ過ぎは壊れる

中には100球とかブルペンで投げる選手がいると思う。また、過剰な練習試合の日程を組んで投手を使いまくることも多いだろう。先般、投げ過ぎは壊れないという理論があったが否定されました。特に成長期においては肩、特に骨頭が成長しているにもかかわら…

全体練習と個人練習の割合

野球の勝負時には必ず個人プレーの技術の高さが勝敗を分けるシーンがあるでしょう。エラーで負けたバントができず負けた。フォアボールで負けた。様々だと思います。私の考えでは、全体練習をするのはアイデアに欠けると思います。全体練習でグラブさばきの…

ピンチ時の投手心理

どのピッチャーも完全試合、ノーヒットノーラン、完封、完投を目指しており、高い目標設定を掲げマウンドに上がる。しかし、そんな状況は不可能に近い。ピンチになれば「絶対に抑えてやる」という心理状態になる。明らかに不利な状況においては最小失点を目…

配球の組み立て方~高校編~

配球が悪くて打たれた。あの時こうしてれば抑えられた。キャッチャーは馬鹿だ。ありがちなバッテリーのあり方だ。何故そのような状況が生まれるのか。ストライクを取る場面なのか。ボールでもいい場面なのか。バッテリー間で考え方の統一ができていないから…

投手のメンタルトレーニング

きつい練習をいくら取り組んでも試合の緊張した場面に有効的かは疑問が残る。やはり実践にてメンタルトレーニングを行うのが手っ取り早い。4つのコーナーを狙うのは非常に難しいと思うので、ランナーを背負った時に真ん中に集中しないように気をつけること…