野球監督の采配勝利の方程式

派手に練習をしなくても理論と個人の力を存分に発揮すれば、負けないチームすなわち勝つチームができます。そんな方法の1つを伝えていきます。

硬式野球ではバットを完全に振りぬくことが大切

金属バットってなんであんなに反則なんでしょう。本当に飛びます。飛ばないと思っている方がいるとすれば、なんらかの過ちを犯しているはずです。そこを改善していきましょう。

 

はじめに

物理の時間ではないですが、バットの重さ(打ち負けない)のとヘッドスピードどちらを重きにおいて練習すればいいでしょうか。

答えはヘッドスピードです。

 

飛ばない人の典型例

当てに行って芯を外す。これが最悪なパターンです。金属バットは非常に優位性があるので、芯を外れたところで、ヘッドスピードがあれば、簡単に内野の頭を超えます。

 

つまり、いつものスイングを振りぬき、空振りでもいいじゃないですか。右投手のシュート系の球をどん詰まりしても振りぬけば超えます。

 

振りぬくことの大変さ

人は芯に当てて飛ばそうとする反射神経が身についています。しかし、2年生あたりでそれは払拭してください。何が何でも振りぬくことが大切です。バットを平面に出すより、左肘を閉じて壁をつくり、ヘッドスピードを徹底的に上げ、振りぬく。これはかなり難儀です。しかし、練習すれば可能です。

 

練習方法

つまってもいい意識を持つためにはティーバッティングです。近めに速い球を投げてもらい普通にスイング。あまり数をこなすと、詰まる癖がつくので要注意。意外と飛びます。

基本的に意識やテクニカルな部分はティで行いましょう。フリー打撃は99%スイングで逆方向に引っ張ります。

 

プロやメジャーの選手の真似をする

スポーツは真似事です。さらに付加価値がつけばそれは、上達を意味します。

ともかく研究してください。プロのフォームと自分のフォーム(わからなければビデオ撮影)ビデオ撮影に関しては前の記事で書きましたので参考にして下さい。

 

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真似事を自分のものにしてぜひ付加価値をつけて下さい。

 

金属製ノックバットの危険性

ノック中にエラーをしてしまい怪我をした選手を見たことありませんか。イレギュラーで突き指したり、顔面を強打して歯が抜けてしまったり。長年行っているとありますよね。

 

はじめに

ノックとは、死んだ打球を処理する練習です。なぜなら、打ちとった打球を100%アウトにする練習方法だからです。しかしながら、一部の監督さんの方針では、強い打球処理を求める方がいます。強い打球であれば、技術でなくボディーストップすれば1塁間に合いますよね?

よって死んだ球を繰り返し、練習することが必要なのです。

 

指導者の力み

指導者も人間ですから、イラついたりすると、どんどん打球速が上がっていきます。それはどの監督も同じでしょう。顕著に現れてしまうのが、金属ノックバットです。木製ではそこまで速い打球は飛ばないでしょう。力んでますから、芯から外れて案外死んだたまになる可能性が高いです。

 

本番は金属バットじゃないか?なぜ木製

多くの指導者が、技術不足です。木製で外野まで飛ばせない指導者も多くいます。それは否めません。全員がプロの指導者ではないのですから。

そこで、外野ノックは金属で行うが、内野ノックは木製にするなど工夫を凝らした方がよいです。

 

木製ノックバットの難しさ

下手に強打して先に当たると、折れます。細いですから。なので、指導者はノックバットが本番だと思って素振りや、ネット打を行えばいいんです。選手とともに成長していきましょう。

 

最初のうちは

右打者のノッカーの場合、右手でボールを上げることを意識して下さい。左手ではバックスピンの効いた打球を打つのが難しいです。

あと、折ることを覚悟の上で何本か用意しましょう。最近は木材の材質も硬いものがでてきていますから、安心してください。中には芯のところだけラバーで囲われているものもあります。

 

慣れてきたら

ノックは基本的にバックスピンをかけたボールを打って下さい。そのほうが、ボールに対して守備側が合わせやすいです。はじめに行ったとおり、イレギュラーなボールをアウトにする練習ではないです。それは、個人ノックで行って下さい。内野手をせっかく集めたのだから、確実な練習をお願いします。怪我の防止にもつながります。

 

怪我をする打球

トップスピンのかかった速い打球です。アマチュアのグラウンドは硬かったり柔らかかったり、安定していないはずですので、ランナーが走る部分。つまり、最終着地地点がイレギュラーを起こしやすいです。そこで、選手が対応できず、怪我に至ります。

 

まとめ

何本か木製バットを勝って試してみて下さい。私の経験上、ある程度のメーカーであれば折れにくいと思います。折ろうと思ったらすぐ俺ます。折れたノックバットほど、飛ばないものはないでしょう。ぜひチャレンジしてみてください。

草野球人会社員の第2第3の人生

どうも、入社以来ずっと人事で転職歴3回の楽な練習監督です。私はチョット変わり者だと認識していますが、諦めの悪さと諦めた時の速さと決断力は誰にも負けません。目の前にエサをぶら下げられたら食いつくタイプです。

 

はじめに

プロ野球選手の第2第3の人生はよくTVでもやっています。大概が失敗していますよね。それはお山の大将で野球しかやってこなかった方々が多く陥るパターンです。もちろん、事業で成功したり、会社員として平社員として頑張っている方々はたくさんいます。しかし、極端な例ですが、平社員に対して偏見を持つ方々も少なくありません。つまり、指図されるのが嫌なタイプです。

 

次に

この記事をご覧の皆さんは99%アマチュア上がりだと思います。しかし、熱心に取り組んでいた方々が1度は経験するのが「燃え尽き症候群」です。高校野球の地方予選が終わった日、そこから数日は何も手につかなかったのではないでしょうか。

 

これはどのスポーツにも言えるのですが、向かっていた目標に対してクリアできなかった人間がどのような行動にでるか。意外とわからないものです。大学へ進学したメンバー外の同期が飲み会の幹事を行っていたり、激変していたり、そんな経験はないでしょうか。

 

スポーツ経験者の特徴

いわゆる「体育会系」のお話です。世間一般では打たれ強い、従順である、組織人だ。などと呼ばれますが、果たしてそうでしょうか。私が選手時代から仲の良かった友人それから、会社採用に携わった体育会系は必ずしもそうでない気がします。

 

ただ、ひたすらに頑張っていただけで、ストレスを発散する場所があり、方法を身につけなかった人は多いのではないでしょうか。

 

そこから言えるのが、「根拠の無い自信」が招く、会社員なのに突飛なことをしてしまう方です。野球部の内輪だったら誤ったことをすれば、喧嘩して仲直りして信頼を取り戻せましたが、社会や会社は違います。

 

下手した人間に対してもしかすると社内で一生のレッテルをはられるかもしれません。

 

困難にぶち当たった時

コンチキショー!バカヤローで済まされないのが会社員です。結果を求められます。困難に向かう姿勢はあなたはどうでしょうか。燃え尽き症候群になっていませんか。時間外ばかり増えて結果、効率が悪くなっている方も大勢います。なんせ、体力があるので、少々の時間外は苦になりません。

 

しかし、家庭を持ったり、役職がついたり、様々な因子によって困難から避けられないことが何回もあるでしょう。経験したことない方は少数なはずです。(1番得なのは気づかない人)

 

私の選択

モットーではないです。目指すものでもないですが、私の考え方の一つとして

 

「子供は逃げられないけど、大人は逃げられる」

 

共感してくれた方はまぁ中にはいらっしゃるでしょう。しかし、収入や背負うべきものが邪魔して、逃げられるルート・タイミングがあるにも関わらず、機を逸している方も多いと思います。

 

私は、他人から逃げたと思われてもいいから、変なレッテルを貼られるより、飛ぶ鳥後を濁さずで積極采配を行い、転職をしました。実際に様々な経験をしているわけですから、中途採用でもフィットすれば活躍の場は広がると考えています。

 

あなたの選択

困難な事や信念を曲げられたり大げさに言えば駆逐されたり。まず、誰に相談しますか。考えてみたら、意外と少なくないですか?

 

結果、草野球の仲間に相談するのです。

 

言われる言葉は決まって「頑張れよ」「もったいないよ」「もっと下はあるよ」です。確かにそうかもしれませんが、社内の現状を知らない彼らに分かるはずもありません。そこで、意見の相違が見られ、疑心暗鬼に陥るのではないでしょうか。

 

私の選択パート2 あなたにオススメな相談相手

私はある業界の2位の会社に入社→世界○○位の会社に入社→日本で○位の会社に入社とまぁ華々しいですが、それは相談相手が良かったからです。自分の傾向と対策、ストレス対処、どのストレスに弱いか・強いか。モチベーションが上がるのは何か。それらをフィッティングさせれば、逃げることではなく前進なのではないでしょうか。

 

私がまず相談したのは、大手リクルートでした。妻にも親にも仲間にも言わず、先入観を持たないでプロに聞いてみようと。それで人生勝ちにいこうと。参考までに貼っておきます。興味がある方は見て下さい。不安な方は誰かに相談してください。

 

<ちなみにこのロゴは使用して良いことになっていますので、安心して下さい>

まぁあとざっくり世の中どんな会社が求人を出しているか気になったので、みなさんご存知のリクナビネクストにアクセスしてみました。世の中広いもんですね。

 

私の経験談を織り交ぜてしまい、申し訳ないですが、大人は逃げることから成功や勝ちを見いだせると思います。

 

最後に

このブログの目的は勝つチームを作ることですが、1人の選手が萎えてしまっては他の何人もが心配し、チームの悪い流れにつながります。

 

おちゃらけ野球でもその傾向は必ずあるはずです。

 

今日は少し話がそれましたが、楽な練習監督の目的にはあっているので、ご了承下さい。

的確な指示を選手に伝える

はじめに

規律あるチームにありがちなのが、YESマンが選手に多いこと。指導者の声が聞こえなくても「はい」と返事をしてしまう。そんな傾向があります。意思疎通は100%近い状態でなければなりません。

 

自分のチームを振り返ってどうでしょうか。もう一度お願いします。という選手に対して腹を立てたりしていませんか。このようなことを言ってくる選手はなかなかの器だと思います。

 

指導者間の意思疎通

グラウンドは広いです。こっそり話もできなければ、監督がコーチを呼ぶなんてあまりできないでしょう。もっとグラウンドが大きいアメフトなどを参考にすると、指導者間ではトランシーバーを使っています。野球に置いても、トランシーバーを使う優位性があると思います。

これらを用いて指導することは広いグラウンドにおいてとっても有益です。

 

指導者⇔選手のやり取り

風の強い日や雨の日の練習では、地声が通りにくいので、選手が???状態になることがあります。

有名な監督では、木内監督はバックネット裏にいて選手起用などを拡声器を使って行っていました。そのほうが地声でなくてもよく通ります。しかも大声で言われたら、選手も失敗したっという感覚が芽生えるでしょう。

 

ともかく、的確に伝えることが目的ですので、拡声器を使える環境ならば使った方が楽です。指導者も疲れますので、楽をしましょう。拡声器は音量の調節もききますので、チームにあったものを選べば良いでしょう。

選手に楽な効率的な練習を私は推奨しています。

 

それと同時に指導者にも楽で効率的な練習をすることをオススメします。

 

まとめ

どんなに的確な指示をしても、選手に伝わらなければ意味が無い。さらに、声が通ってないなど、論外です。道具を使ってまでも、なんとか指示を伝えましょう。

監督とコーチの役割2カンファレンスの行い方

はじめに

前回のブログで監督とコーチの役割についてふれました。

 

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 要するに監督は最終意思決定者であること、それぞれ役割があり、ダブることはあまり良くない指導であること。カンファレンスを開催してそれぞれの選手にあった指導方法を1人の指導者が行うこと。これらを記述しました。

 

選手の分析

カンファレンスを行う際に必要なのは選手の分析です。フィジカルメンタルを数値化して、潜在能力を図る必要があります。その数値については感覚論ではなく数学的に捉えたほうがよいでしょう。

 

体力測定の定期検査

これは重要です。まさかの選手が意外な能力を発揮する可能性があります。これら体力測定はランキング化して掲示するなどを行うと選手のモチベーションがあがります。なんの種目を行うかというと、一般的な学校教育で行う体力測定と同じでよいでしょう。

 

私は大学時代、バランストレーニングと瞬発力トレーニング(後日掲載予定)を頻繁に行っていたため、レギュラー外でトップクラスでした。これらの結果を元にカンファレンスを開くと、数値がすごいことよりも、選手を平等に見ることができます。ここが重要です。

 

色眼鏡をかけて見るカンファレンスよりも平等なカンファレンスの方がよっぽど効果的です。

 

カンファレンスの内容

個別にできることできないことを表にすると良いでしょう。付け加えるなら、テクニカル、フィジカルの欄も作ると効果的です。会議ですので、資料を作る担当を決めなければなりません。監督以外にすることで、監督の優位性をつぶすことができます。

 

今後の指導方針を各選手ごとに、別紙に記載して、担当者を決めましょう。主にテクニカル部門になると思います。

仮に、記載すると、バットが外回りしているので、イチローのルーティーンを導入して矯正を図る。エトセトラ

 

ここでも大切なのが監督が最終決定者であることです。コーチは従順に従いましょう。選手がクールダウンなどを行っている際に、30分程度話をすることが大切です。指導者もお疲れだと思いますが、練習より、分析をする方がよっぽど効率が上がります。

 

実践

個別で呼んで、今の現状を把握するためにカメラなどを用いて客観的に把握すると良いでしょう。カメラを用いた練習は以前記載しましたので参考にしてください。

 

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 これで、現状把握と選手への指導の基礎が整いました。

そこからカンファレンスで導き出した、指導方針に則って、サポートします。

選手が納得することが大切なので、お前はどうしたい?などと、一方的な押し付けではなく、考えさせることが大切です。

 

ただし、学習能力に選手間あるいは学校間でまちまちなので、考えさせる野球をする場合にはあまり高度な言葉遣いは控えましょう。

 

まとめ

後日記載しますが、選手で行うカンファレンスも重要になってきます。ここでは監督コーチを取り上げましたが、まずは指導者部門で分析と指導方針、担当者を決めましょう。

考える客観的な野球が非常に効率的です。

コーチと監督の役割

楽な練習監督のいたチームは非常にコーチと監督が仲が悪かったです。そんなチームありませんか?

はじめに

コーチと監督さんは対等です。もちろん監督さんが指示を出せば最終決定者なので責任は監督さんにあります。しかし、選手にとっては指導者教育者として平等に見ています。そこを監督さんが理解するかどうかで、チームの雰囲気がずいぶんと変わります。野球はスポーツは指導者で決まるといいますが、教え方もそうですが、チームの歯車は選手ではなく指導者です。例えば指導者が3人いれば3通りの教え方があるかもしれません。しかし、出しゃばらず要件を1つにまとめて指導していく方がより効率的です。

 

カンファレンス

この言葉の意味をご存知の方は医療関係者が多いでしょう。主治医とその患者に対してどのような治療を行っていくかをドクター同士で共有して方向性を決めていきます。

野球においては、自我が強い指導者がいらっしゃいます。経歴は俺のほうが上だから教え方も野球の技術も上だっと考える方が多くいらっしゃいます。しかし、アメリアなどでは監督は常に有名選手だったわけではありません。下手でも教え方、責任のとり方が上手い監督はたくさんいます。そういう方には必ずいいコーチがつきます。両者の役割については後述しますが、野球においてもカンファレンスは必要だと考えています。

 

監督の役割

言うまでもなくチームの最終意思決定者です。采配、選手起用などこれら一手を引き受けます。強豪校伝統校であれば、OBや父母会が力を持っているので、クレームも多いでしょう。それらの条件をなんなくこなすのが監督です。なので、極端な話、采配と選手起用さえ行っていれば、監督の役割を果たせるでしょう。

しかし、指導者のまとめ役でもありますので、カンファレンスを開いた時にも最終意思決定者として、コーチに方向性を伝えます。それが、最低限の役割でしょう。

また、重要なのが、安全衛生を保ち、秩序を守らせるのも監督の役割です。つまり、イジメ、安全不徹底は監督の責任でもありますので、一歩引いてチームを見渡さないと、見えない部分がたくさんあります。

なので、現場に赴くことは大切ですが、練習を全体的に見渡さなければなりません。

 

コーチの役割

選手と近い存在です。悩み事や選手の悪いところ、改善できることを気づくのが役割です。カンファレンスの際にコーチから監督さんへのお伺いを立てるのが一般的です。コーチが複数いる場合、ピッチングコーチ、打撃コーチ、ヘッドコーチなど役割を決めておくことも大切です。なぜなら、複数のコーチから似て非なる指導が入ると選手も混乱します。また、安全確保の分野から、選手が練習しているグラウンドにおいて、コーチうの守備範囲を決めて事故を未然に防ぐことも大切です。

一番の痛手は、練習中の怪我・事故です。コーチはそれらを注意深く見守ることが大切です。

また、監督さんの意見に対して異論を言ったりすることは構いませんが、最終的には監督さんの指示に忠実にしたがうことが大切です。

 

まとめ

監督さんとコーチはチームです。どちらかがでしゃばったり、違う意見を言うのはもってのほかです。練習中時間があるのだから、よくカンファレンスを開いた方が良いでしょう。それが、信頼できる指導者教育者としての役割であると思います。