投手の歩幅は広いほうがよいのか
はじめに
よく投手が新しいマウンドに立つときにスパイクを使って歩数を計算する。だいたい6~7.5くらいだと思うのだが、果たしてそれが適正でなんの意味を持つのか検証したい。
歩幅が大きくなると
当然、重心が下がり、低いところから投げることになる。角度というものはなくなるところがデメリットだろう。ただ、前後の重心移動があるので、ボールを持っている時間が長く、加速させる時間は長くなる。
日本人に多い典型的な例である。
歩幅が小さくなると
さっきとは全く逆の現象が起きる。高いところから投げ下ろすことが可能になる一方球持ちと呼ばれるものが低下する。
適正な歩幅は?
個人によって当然異なる。疲れれば体重移動も難しくなってくるので、耐久力があるのは歩幅が小さい方であると思う。なので、自然体な重心移動ができる歩幅を中心として、0.25小さくすることをオススメします。
ちなみにわたしは6でした。縦のカーブを有効的に使いたかったので、よりちさくコンパクトにしました。
球持ちの良さは?
これは単純には言いがたいのですが、バッターの感覚からして、胸が見えた瞬間からバッティングが始動します。よって、歩幅に関係なく、球持ちが良い投手は開きません。開かないための歩幅調整も必要ですね。
カメラで確認してみてください。
歩幅を安定させたい方は過去の記事を御覧ください
↓バランストレーニングで体幹を鍛えるというものです↓
↓参考書です↓
少年野球で選手を納得させるためには~客観性~
はじめに
少年野球は上手下手がかなり分かれる。地域によって集まってきているせいでもある。そんな選手たちをどうやって上手にしていくのかを参考程度にお伝えしたい。
タイムとの勝負
選手は足が速くなった、キャッチボールのクイックが速くなった・・・
どうやって根拠を示して、説明するのだろう。監督が「おまえ速くなったな」の一言では絶対に選手には伝わらない。
その時に必要なのがストップウォッチ
これで、何秒縮まったかを評価することができる。また、忍耐力の強化としても、同じタイムを出し続けろとの指示もできるようになる。チームには同時に何人もの選手を同時に計測しなければならず、複数必要だろう。
映像で見る客観性
選手はその日その日によって調子が異なってくる上に疲れも影響してフォームが崩れてくる可能性が大きくある。調子が良い時が必ずしも手本になるわけではないが、継続してビデオカメラ等による記録を残して置いた方がよい。
最近ではスマホでも撮影できるようになったが、やはり、高感度のビデオで撮影した方がより、鮮明に分かる。
近くのモニターに接続して投影しても良いだろう。特に肘の位置など、怪我をしないための部分に関しては強調して修正をしていくべきだ。選手は全く自分のフォームのかっこわるさに気づいていないはず。
言って指導の時代は終わり、見せて指導の時代に突入しているので、小さい頃からこれを鍛錬すると、成長に合わせて指導方法も見えてくるはずだ。
草野球のスライディング
立派な球場で行うことが少ない草野球において、スライディングは最もトラブルになりやすい存在です。
自身が怪我をしてしまう
相手に怪我を負わせてしまう。
経験ないでしょうか。まずは、草野球のためのスライディングをお教えいたします。
草野球のスライディング講座
手前からのスライディングを心がけ、ヘッドスライディングは絶対に禁止。
スパイクの裏面は縦にせず、横にする。右足を出すスライディングの場合左に倒す。よくありがちなのが、つま先をベースに向かって下向きにする場合があるが、踏みつける可能性や捻挫の可能性があるのであまりオススメはしない。
基本的に河川敷のグラウンドでは砂利が多く含まれているので、手は胸に抱えて相手と地面の土にぶつからないようにする。
回り込みスライディングは白熱するが、極力抑えた方が良い。
また、ギリギリ駆け抜けか、スライディングかを迫られた時はスライディングの方が肉離れリスクが低い。余裕で駆け抜けられる場合は駆け抜けよう。
スパイクにも様々な種類があるので、私のオススメをご紹介したい。
野手でも投手でも6~9本歯が良い。メンテナンスからつっかかり防止のため、金属スパイクは6~9本をオススメする。
ポイント型のスパイクなら
トレーニングシューズなら
ウエストボール(釣り球)の使い方
2ストライク追い込んだあとに高めの速球を要求するチームがよくあるが、なんの為に行っているか考えたこと、実験したことはあるだろうか。
結論から言って 99%無意味
残りの1%は球速が速く縦の変化球を持っている投手となる。
ウエストボールを投げたいなら残りの1%に入らなければならない。が、実際そう簡単になれるわけもないので、特別な2ストライク追い込んだあとの配球をご紹介したい。
インコースのボール球【高低問わず】
これをズバシと投げれたら投球の幅が広がる。
特にアマチュアでは避ける行為がないとDBにはならないので、ガンガン多用すべきだろう。その後、落ちる球や外のスライダーで空振りをとりに行くのが利口だと思う。
ウエストボールを投げた結果は良い時は空振り、ポップフライ、高めに目が移る【そんなこと一切ありません】
悪い時は見逃し、真ん中に入って痛打。
リスクが高いボールは投げないようにしましょう!
ちなみに軟式ボールには検定球と検定落ちがあるのをごぞんじでしょうか?練習や試合で分けて使ってみてください!!
風の強い日に弱いピッチャーの特徴
ピッチャーだけに限らない話ですが、風の強い日はアマチュアピッチャーはかなり影響を受けやすいです。
指導者からは「下半身の強化不足」とまとめられてしまいます。
なぜなら片足立ちした時に、フラついてコントロールが定まらないから。
しかし、それは単に下半身の筋力不足と言うわけではありません。
むしろ、「体幹のバランス力不足」
という方が正しいでしょう。道具を使わずにまずは、以下のことを試してみて下さい。
①投球フォームの時に片足立ちになると思うのですが、その姿勢を目を閉じて、何分できるか試して下さい。
②ちょっとだけ揺らして下さい(人差し指でちょんと押すだけでいいです)
大概の選手はできません。安定しないのです。筋力の問題ではないです。
練習方法
ともかく体幹トレーニングを実施しましょう。私から紹介するのは確実に効果を上げて、なおかつ、家でもできる。しかも楽。
バランスボード(片足タイプ)の上に
●片足立ちを永遠行う。
●軽い屈伸をする
●投球フォローを取ってみる
この3点だけで格段に違いが見えてきます。
ただ、この練習の最大の苦痛は毎日やらなければならないことです。
苦痛の対策
TVを見ながらやりましょう!動画ストリーミングアプリを使ってもいいと思います。
音楽を聴きながらやりましょう。
ただ、集中はしてください。転んで怪我になりますので。
今回紹介したもの
風の強い日に弱いピッチャーの特徴
ピッチャーだけに限らない話ですが、風の強い日はアマチュアピッチャーはかなり影響を受けやすいです。
指導者からは「下半身の強化不足」とまとめられてしまいます。
なぜなら片足立ちした時に、フラついてコントロールが定まらないから。
しかし、それは単に下半身の筋力不足と言うわけではありません。
むしろ、「体幹のバランス力不足」
という方が正しいでしょう。道具を使わずにまずは、以下のことを試してみて下さい。
①投球フォームの時に片足立ちになると思うのですが、その姿勢を目を閉じて、何分できるか試して下さい。
②ちょっとだけ揺らして下さい(人差し指でちょんと押すだけでいいです)
大概の選手はできません。安定しないのです。筋力の問題ではないです。
練習方法
ともかく体幹トレーニングを実施しましょう。私から紹介するのは確実に効果を上げて、なおかつ、家でもできる。しかも楽。
バランスボード(片足タイプ)の上に
●片足立ちを永遠行う。
●軽い屈伸をする
●投球フォローを取ってみる
この3点だけで格段に違いが見えてきます。
ただ、この練習の最大の苦痛は毎日やらなければならないことです。
苦痛の対策
TVを見ながらやりましょう!動画ストリーミングアプリを使ってもいいと思います。
音楽を聴きながらやりましょう。
ただ、集中はしてください。転んで怪我になりますので。
今回紹介したもの
ノックバットの選び方~ノックの打ち方~
軟式・硬式問わず、ノックバットは
木製
が良いです!
なぜなら、ノックというのは厳しい球をさばく練習ではなく、単純なゴロを丁寧に送球まで完全に整えて行う行為だからです。
よくあるのが、金属バットでガンガン速い打球を打つことを練習しているチームはないでしょうか。きっと試合で飛んでくる打球を想定しているのだと思いますが、試合ではめったに来ないです。また、平凡なゴロを100%近く正確に処理する方がアウトを取る確率が格段に上がります。
また、捕球だけにとどまらず、送球にも意識がいきます。
打球の質
では、どのような打球を打てば良いのでしょうか。基本はバックスピンです。地面を高く単純に弾みやすい打球を打ちます。トップスピン打球ではゴロが低い弾道になり、
①ボールの落ち際
②ボールの跳ね際
がわかりにくくなります。
もちろん、外野フライの練習も同じです。バックスピンが正しいといえます。パワーヒッターでない限りトップスピンの外野フライなんてこないでしょう。
飛ばす場所
基本は正面またはファーストよりの打球を打ちます。その方が送球をし易いので、捕球→送球の確実な練習ができます。
ただ、試合では逆球も少なくないです。その補填練習としては軽い逆方向の打球を打ちます。その時、注意して置かなければならないのは、
身体・グラブの可動域や正面に入ることです。
よく昔は絶対身体を正面に寄せて前にこぼす練習をしていました。
しかし、最近では送球のしにくさから、逆ハンドで取る練習も増えてきています。身体をなるべく正面に入れて逆ハンドで取って素早く、右手を右耳に近づける。これが、タイムを速くするコツです。